2015年8月13日 08:58
働くママの心を折る家族の一言 - 家族を敵にせず働き続けるためには(前編)
一気にすべてを解決することは難しく、自分がどう働きたいのかの意志を持ち、少しずつ何らかのすり合わせをしています。
子育てをしながら仕事をする場合、それまで無尽蔵のように見えた自分の時間が大幅に減ります。家事・育児の負担が一気に増えるためです。そのなかで出産前とほぼ同じの成果を出そうすると、主に以下の2つを考えることになります。
1.仕事や家事を効率化して時間を捻出する
2.人の手を借りて自分が使える時間を増やす
今回は「家族からの理解」がテーマなので、2に絞って解説していきます。2の場合、住んでいるエリアや家族の状況により変わりますが、手を借りるとしたら以下の選択肢が想定されます。
A.夫
B.父母・義父母
C.その他親戚
D.知人(ママ友など)
E.アウトソーシング(ファミリーサポートやベビーシッターなど)
多くの場合は夫のみ、あるいは父母・義父母の手を借りるというケースで、親戚などを一切頼れない場合はアウトソーシングという選択をしています。夫や父母、義父母を頼る場合、当然肉体的にも時間的にも相手に負荷がかかるため、ここで「理解を得る」必要に迫られるわけです。
なお、筆者の場合も、A、B、Eをフル活用して3人の子育てと、出張の多い仕事をなんとか両立させています。