2015年8月20日 18:00
武田梨奈&渡部秀が語る『進撃の巨人』映画とドラマの"あいだ"-「映画ありきの過去、過去があっての映画」
――今回は確かにアクションがドラマの大きな見どころになっています。
武田「人対人の格闘アクションが実写版映画ではなかったので、そこがポイントになっています。私は、西村(喜廣)監督からコミカルなアクションを入れたいという要望があったので、『だったらジャッキー・チェンっぽいこともやりたいです』とリクエストしました。イスなど道具を使ったシーンは特にそうですね。ただ、アクション中も立体機動装置をつけているので、すごく動きに制限がでてしまって……。個人的にはそこが一番難しかったです」
――ブレードのしなりを使った攻撃など、「こういう使い方もあったのか」と感心してしまいました。
渡部「そこは作っている時からすごくこだわっていましたね。僕は両方に剣を持ってアクションをするというのが初めてで、かつ素手のアクションを加えていくので苦戦しました。
実は、フクシとリルは攻守で分かれていて、リルは”攻”でフクシは”守”なんです。2人で戦っているシーンは、いかにそこをうまく見せるか工夫していくことが楽しみでもありました」
●ふとした瞬間にすごく疲れていることも
――立体機動の訓練では、絶叫アトラクションの「バードマン」