くらし情報『どこでもサイエンス (58) 数字のケントーをつける話=フェルミ問題』

2015年9月2日 10:00

どこでもサイエンス (58) 数字のケントーをつける話=フェルミ問題

桁、というかゼロの数、つまり指数でやるんです。真ん中へんは四捨五入して、4人は1人、500台は1000台としてみましょう。

A:100万、B:1、C:1/10、D:1、E:1/1000台

桁の数をいうと、6、0、-1、0、-3、これを足しあわせると、6-4で2、ゼロが2つということは100ということで、見事にあいました。これをやると、1桁くらいずれることはよくありますが、まあ、そこは気にしないのが概算の大事なところです。

逆に、大きな数を数えるときはどうでしょうか? たとえば、大きな道路がぎゅうぎゅう詰めになっていて、そこの人数は? なんていう問題です。

A:道路のはば × B:道路の長さ × C:1人あたりが占める面積

で出せますな。

で、AとかBとかは、地図をみて測ればわかるんですが、わからんことってありますよね。浅草寺の前の通りとか、国会議事堂の前の通りとかいわれて、写真くらいしかないとか、それすらないとかですな。


こういうときも、常識を駆使すればいいんですな。たとえば、浅草寺の前なら、両側にお店があって、そのお店があまりに遠いと不便だよなー。とか、何キロも参道をあることはないよなあ。

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