2015年9月4日 20:43
日本マイクロソフト「FEST2015」ラウンドテーブル - クラウド強化のOffice、一層の市場拡大を目指すWindows
●Officeチームが主眼に置くのは……?
2015年前半は「Windows 10」一色だったが、後半にはOffice 2016が控えている。9月4日からはWindows 10パッケージ版のリリースも始まり、最新動向や今後の展開が気になるところだろう。
日本マイクロソフトのプライベートイベント「FEST2015」にて、2日めの基調講演に登壇したMicrosoft Apps and Services Marketing担当CVPのJohn Case氏と、Microsoft Windows Brand & Product Marketing担当ジェネラルマネージャーのJeremy Korst氏にお話を伺うことができた。今後の動向や、次期Officeの情報を紹介しよう。
○アプリ&サービス責任者が語る「時は既にOffice 365」
最初にCase氏が強調したのは、「ミレニアム世代の登場(*)」とワークスタイルの変革である。
FEST2015初日の基調講演でも日本マイクロソフトのテレワーク週間を取り上げたが、Case氏は「2020年までに企業はミレニアム世代で構成される。