2015年9月4日 20:43
日本マイクロソフト「FEST2015」ラウンドテーブル - クラウド強化のOffice、一層の市場拡大を目指すWindows
Windows 10はインプレースアップグレード(*)を推奨している
※インプレースアップグレード : 以前のWindowsから新しいWindowsへと直接アップグレードする方法。対語の1つにクリーンインストールがある。
だが、Korst氏は「Windows 10はクリーンインストールも可能だ。ユーザーにはインプレースアップグレードと2つの選択肢がある」と説明した。インプレースアップグレードならば、ユーザー設定やアプリケーションコンテンツはそのまま引き継がれるため、環境移行のコストが抑制できる。
ビジネス現場のWindowsは個人環境と異なり、必要以上の設定変更やカスタマイズを行っていないことも多い。このような環境であれば、インプレースアップグレードは現実的な選択肢といるだろう。
興味深いのが、Windows 10のアップデート提供モデルだ。
下図は日本マイクロソフトの報道向け資料から抜粋したものだが、CB(Current Branch)、CBB(Current Branch for Business)、LTSB(Long Term Servicing Branch)と、3つの選択肢が用意されている。