2015年9月4日 20:43
日本マイクロソフト「FEST2015」ラウンドテーブル - クラウド強化のOffice、一層の市場拡大を目指すWindows
ただCase氏は「日本がOfficeにおけるユニークな市場であることは理解している。PIPC(プレインストール)版の人気が高いため、昨年展開したOffice PremiumおよびOffice 365 Soloは、PIPCを考慮したモデルとして用意した」と個人向けOffice 365の日本市場展開の仕組みを説明した。
ワールドワイドの業績結果を訪ねると、Case氏は「コンシューマー向けOffice 365は1,500万人、月あたりの増加数は100万人。ビジネスユーザー数は約5,000万人、過去1年間に対する成長率は75パーセント。このような結果から、コンシューマー向けOffice 365ユーザー数とパッケージ版の比率は、前者が50パーセント以上になることを目標に掲げている」という。
●Windowsを核としたビジネスモデルは揺るがない
○Windowsを核としたビジネスモデルは揺るがない
Korst氏は役職からも分かるように、Windowsというブランドとマーケティングを担当しており、主にエンタープライズ向けの話が中心となった。そのため、企業などでWindows 10を使うユーザーが、興味を持ちそうな点をピックアップして紹介する。