2015年9月4日 20:43
日本マイクロソフト「FEST2015」ラウンドテーブル - クラウド強化のOffice、一層の市場拡大を目指すWindows
この点について質問がおよぶと、Korst氏は「CB/CBBなどのモデル選択数は公表していないが、大半の企業ユーザーは各モデルの選択を検討している」という。企業トップや開発現場など部署によって意向は異なるものの、日本国内では「LTSBは1割、残りの9割はCBもしくはCBBを望んでいる」と、日本マイクロソフト Windows本部長の三上智子氏は説明した。
現在開発中のWindows 10 Mobileについて質問がおよぶと、「マウスコンピューターを筆頭にWindows Phone製品が登場し、日本市場で展開する分岐点になる。日本法人もWindows 10 Mobileデバイスを根付かせるために注力する」と三上氏が回答。続けてKorst氏も「日本は世界第2位のWindows市場であるからこそ、PC、タブレット、スマートフォンと、Windows 10をリリースしたこのタイミングで市場拡大を狙う」と述べた。
Microsoftは、Windows 10が今後進む世界を示している。だが、ユーザー視点ではいまひとつはっきりしない部分もあるそうだ。企業ユーザーからは「長期ロードマップを見せてほしい」