2015年9月8日 09:00
"人食いバクテリア患者"、過去最高の300人台目前に「恐ろしすぎ」の声
初期症状としては、発熱や悪寒などの風邪に似たような症状や、手足の痛み・腫れなどが見られる。発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で、筋肉周辺組織の壊死(えし: 組織が死滅すること)を起こすケースもあることが、「人食いバクテリア」と呼ばれるゆえんとされている。場合によっては血圧低下や多臓器不全からショック状態に陥り、発病後数十時間で死に至ることも少なくないという。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、子供から大人まで広範囲の年齢層に発症する点も特徴の一つ。そのため、同センターは「傷を清潔に保ち、創部の発赤や腫脹、痛み、発熱など、感染の兆候が見られた場合には、直ちに医療機関を受診してください」と注意を呼びかけている。
全国的な患者数増加を受け、Twitter上では
「人食いバクテリアの患者数が過去最多って何それこわい」
「人食いバクテリアとか恐ろしすぎだ」
「風邪みたいな症状って 今ドキは人食いバクテリアとかあるから」
などの不安な声があがっている(コメントは原文)。
5類移行から1年も…今も続く「コロナ感染死」3カ月で1万3千人超が死亡