2021年9月2日 12:35
きゃりーぱみゅぱみゅ「支えられた10年」 “本名の私”を見失った時期も
大好きな音楽はたくさんあったけど、パッと浮かんで咄嗟に答えたのがcapsuleだった。そしたら『じゃあ今度中田(ヤスタカ)さんとイベントやるからおいで』と言ってくれて。その中田さんと出会い、『TAKENOKO!!!』という高校生のDJイベントに出るようになって、『面白そうだからデビューしてみない?』という流れになった。あのときcapsule以外を答えていたらまた違う流れになっていたと思う。だから、あれが運命の質問」
YouTubeに公開された「PONPONPON」のMVで一気に注目され、2011年8月17日に中田氏のプロデュースでミニアルバム『もしもし原宿』でメジャーデビュー。「つけまつける」「ファッションモンスター」などを世に送り出し、一世を風靡した。
デビュー当初の自分は「怖いもの知らずの無敵だった」ときゃりー。「売れる、売れないとかまったく考えたことなくて。
自分ではイケてるから間違いないという感じだった」と自信に満ちあふれていた。「ただ驚いたのは、今もそうですが、自分はメジャーなものではなく、サブカルチャー寄りの存在だと思っている。それがメジャーに認められて驚きました。こんなにたくさんの方が曲を聴いてくれるとは思わなかったし、有線で自分の曲がかかるとは想像していなかった。