『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』、BD/DVD発売記念! 原作者&監督対談
今回が全14話になっているのも、シリーズを綺麗に収めるために必要だからなんです。大槻監督はいかがですか?」
大槻敦史監督「『またこの世界に没頭する日が来たのか!』とワクワクしました。その一方で、あれだけある原作の話数を、どう繋いでいくかが一番の悩みどころでしたね」
中山P「その悩みどころに関わると思いますが、『ダークネス2nd』の制作コンセプトをお聞かせ下さい。1期は芽亜の内面が見えて一段落……みたいなところで纏まりましたが?」
大槻監督「1期はいわば導入というか、これから動き出そう!……というところで終わっています。となると、2期はそこから一気に動いていくストーリーになりますよね。原作も途中から一気に話が進んでいく印象があったので。アニメ2期も、どこまでを助走期間にして、どこから物語を加速させていくかで悩みましたね」
中山P「3話ではナナと芽亜とのやりとりで一瞬重い空気になりましたが、スタッフの皆さんは、そこをかなり注意していましたよね。大事な部分ではあるけれど、重くし過ぎちゃうと『To LOVEる-とらぶる-』のドタバタ感が下がってしまうかも……と」
大槻監督「あの回は重くなりますが、作品として大事な話なんですよね。