『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』、BD/DVD発売記念! 原作者&監督対談
だから『ダークネス編』の最後に登場させました。本編に絡ませる案もあったのですが、殺伐とした場面に出すよりも、解決したところに出た方が美柑は映えると思ったので」
大槻監督「ある意味傍観者だけれど、その一方で皆を包んでいるキャラですよね。僕は美柑が家事をしている場面が好きなんですよ。だからアニメでも、ついシーンを足してしまいます(笑)。僕にとっては『美柑=結城家』なんです」
矢吹氏「よく洗濯物を干したりしていますよね。アニメで家事シーンが増えているところ、自分も好きなんです。登校シーンが増えているのも良かった。日常感覚がきちんと出ているところも嬉しいですね」
大槻監督「『To LOVEる-とらぶる-』は日常の中に宇宙人というSF要素が入って、さらにそこにお色気がドバっと入って……。
日常の中にあるちょっと不思議なところが魅力です。だからアニメで描かれているドタバタ以外の時間は、各キャラはそれぞれ普通に生活している感じを出したいんです。限られたアニメの尺でどれだけ日常感を演出できるかは、いつも悩みどころですが(笑)」
矢吹氏「それに日常シーンって、存在するとギャップでお色気シーンも映えるんですよね」