くらし情報『不動産アドバイザーに聞く。「ロフトがある部屋」って本当にいいの?』

不動産アドバイザーに聞く。「ロフトがある部屋」って本当にいいの?

それがそのまま大人になっても感じられるのがロフトのある部屋なのだと思います。
また、部屋全体の天井が高くなるので、開放感がある、空間が広く感じる、おしゃれに見えるなど、マイルームの楽しみ方が増えます。

具体的な使い方を入居者の方に聞くと、「日常生活の場との区切りを生かし、工房的に使っている」、「集中したい趣味に没頭できるスペース」、「小粋な書斎にした」、「オーディオルームにした」、「プラレール(鉄道模型)を買って常設した」、「ほどよく引きこもれる」、「間接照明に凝って、おしゃれな寝室を作ってみた」などという方法から、「部屋に物置がプラスされて物理的にお得な感じがある」、「憧れのロフトスタイルを手に入れることができたという充足感を得た」という満足度を伝える人もいました。

――充足感を得るというのはうれしいですが、デメリットもあるのでしょうか。

穂積さん:最も多い意見は、「夏はかなり暑い」ということです。熱気が上がってくること、換気がないので部屋とは温度が2~5度ぐらい違うことがあります。特に、マンションの最上階や、屋根に近い部屋の場合は相当な暑さでしょう。
逆に、冬は暖かいわけです。

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