くらし情報『不動産アドバイザーに聞く。「ロフトがある部屋」って本当にいいの?』

不動産アドバイザーに聞く。「ロフトがある部屋」って本当にいいの?

「春秋冬はロフトで寝て、夏は下で寝るようにしてインテリアを変えたり、それなりに楽しんでいる」という声が多いです。

ほかに、「天井が低すぎて頭をよく打つ」、「冷房代が高くつく」、「はしごから落ちた」、「立てないから掃除がしにくい」、「家賃が割高」などの声があります。

――家賃は高いのでしょうか。

穂積さん:ロフト付きの物件が珍しいころは、同じ間取りでも一般の部屋より家賃が1万円程度高かったのですが、今は5千円程度の割高と落ち着いてきました。一般の部屋とあまり変わらない例も増えています。

――内見のときの注意点はありますか。

穂積さん:必ず自分の足で2~3回ははしごを昇り降りして、スムーズに移動できるか、ロフトスペースでは自分はどんな姿勢になるか、デスクを置くと座れそうか、棚などスペースを有効に使って配置できそうかなどを体感してください。そのためにはメジャーを持参し、左右の寸法に加えて高さも正しく測っておくようにします。
後で決断するときの役に立つでしょう。

――ありがとうございました。

狭いスペースながら、ロフトは知恵次第で夢がある空間を作れそうな気がしてきました。物置が増えたというだけではない、幅広い楽しみ方を考えたいものです。

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