くらし情報『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (38) 「老後破産」に陥らない!!--20代・30代からのライフプランの考え方(3)』

2015年10月4日 08:00

サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (38) 「老後破産」に陥らない!!--20代・30代からのライフプランの考え方(3)

これから子供が生まれると、その子が自立するころに世帯主は定年を過ぎてしまうかもしれません。そんな場合は、世帯全体の収入をできるだけ早くから増やすこと心がけたほうがいいでしょう。

たとえば、妻は子供が生まれても会社を退職せず、正社員のまま働き続ける道を検討します。あるいは、たとえ会社を辞めたとしても、できるだけ早くパートなどの仕事をして収入を増やす工夫をしたいものです。パートの年収が100万円だとしても、10年働けば1,000万円です。子供1人分の教育費全額をまかなうことができます。

また、マイホームの購入予算を抑えたり、マイホームを購入せず賃貸暮らしをして家族構成の変化に合わせて移り住んで住宅費用を「変動費」にて家計の柔軟性を高める方法もあります。

○現在シングルで将来のプランが具体化できない人は、とにかくお金を貯める

未婚者で自分の将来を具体的に思い描けない方は、一生懸命お金を貯めることを考えましょう。
晩婚になるなら、それまでにそれなりの蓄えがあってしかるべきです。晩婚で貯蓄もないのに、「子供も欲しい、家も欲しい」ではやりくりがたいへんになります。子供や家のお金を優先せざるを得ず、老後に破産しないとも限りません。

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