2015年10月4日 08:00
サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (38) 「老後破産」に陥らない!!--20代・30代からのライフプランの考え方(3)
親が経済的に逼迫して子供のお世話になるようでは困ります。
貯蓄をする場合、野心的な目標を設定しましょう。給与額や住居費用などにもよりますが、年間100万円や150万円、200万円などの目標を掲げてもよいでしょう。そして、給与からの積立額、賞与からの積立額を決め、コツコツ確実に貯めていきます。
会社にもよりますが、社内預金制度があれば、一般の預貯金よりは金利が優遇されているはずです。
値動きのあるリスク資産への投資でお金を増やすことも考えたいものです。会社に持株会制度があればそれを活用してもいいですし、分散投資をしてリスクを抑えるために投資信託を毎月積み立てながら購入する方法も有効です。
NISA(少額投資非課税制度)を活用すれば、税制優遇を受けながら投資信託や株式で増やすことができます。
来年からは非課税になる投資資金の枠がこれまでの年100万円から年120万円に増額され、優遇の幅が広がります。
充分な金融資産があれば、気持ちにゆとりが生まれます。いろんなライフイベントを迎えても大丈夫な家計の体力をつけることができます。
「人生はお金」というわけではありませんが、暮らしの基盤として、「お金」