2015年10月6日 09:17
「家賃は収入の1/3程度」は間違い! - 子育て世帯に適正な家賃の割合は?
食料品費や文具費など消費財への支出が多い子持ちファミリーでは、消費税率の引き上げは家計に大きくのしかかっていることが読み取れます。10%への引き上げは2017年4月へ少し延期されましたが、その時までにそれを賄えるだけの収入アップがあるか、支出を減らさないと家計はますます苦しくなるでしょう。
家計負担を軽くするコツは、毎月決まって出て行く固定費を削ること。家賃がその代表格です。ゆとりある暮らしを得るためには、家賃は収入の1/3という言葉にとらわれず、交通アクセスの利便性や築年数などを犠牲にして、収入の20~25%に抑える努力も必要ですね。
※画像は本文と関係ありません。
○著者プロフィール
武田明日香
エフピーウーマン所属ファイナンシャル・プランナー
南山大学経済学部卒業後、大手印刷会社に入社。2010年に、法人営業の仕事をしながら自己啓発のためにファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「女性がライフステージで選択を迫られたときに、諦めではなく自ら選択できるための支援がしたい」という想いから、2013年にファイナンシャルプランナーに転身。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく!トラベル!」