くらし情報『「家賃は収入の1/3程度」は間違い! - 子育て世帯に適正な家賃の割合は?』

2015年10月6日 09:17

「家賃は収入の1/3程度」は間違い! - 子育て世帯に適正な家賃の割合は?

「家賃は収入の1/3程度」は間違い! - 子育て世帯に適正な家賃の割合は?
毎月の支出である固定費の中で、大きく割合を占める住宅費。目安として1/3程度を住宅費に当てると良いと聞きますが、家族構成によって、住宅費に割く費用は大きく変わります。バランスよい住宅費の割合はどのくらいなのかを確認しましょう。

○独身なら収入の1/3でよくても……

家計の固定費の中でも大きな部分を占めるのが住宅費。賃貸暮らしの場合、家賃は収入の1/3が理想的とよく言われますが、子どもがいるファミリーになるとそうとは限りません。シングル、DINKS、子持ちファミリーなど、家族構造が変わると、家計バランスの割合も異なるのは想像できるでしょう。

子供がいるファミリーにとって収入の1/3を家賃が占めるようになると、生活が苦しくなるという話をよく聞きます。国税庁が発表する民間給与統計では、平成25年度の平均給与は20歳代前半で年246万円。
賞与を考えず12カ月で割った手取り給与月額は18万円くらいでしょうか。1/3に相当する6万円を家賃として払っている人も多いでしょう。当年代はシングルの人が多く、残り12万円で食費や通信費、光熱費を賄っても無駄遣いに気をつければ十分に貯金もできそうです。

結婚し子供を持つようになる年代の20歳代後半~30歳代前半では、平均年収は約361万円。

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