2021年10月19日 11:00
木村昴「真面目は最強」 声優道を突き進んだ結果…マルチな活動に喜び
と告白する。
「今もそうなんですが、根本はめちゃくちゃ目立ちたがり屋なんです」と口火を切り、「子供の頃は、自分の人生のミッションは『人気者になること』だと思っていました」とにっこり。それを実現させるために児童劇団に入り、「お芝居やダンスがどんどん楽しくなっていって、ミュージカルにも出ることができました。僕の父親はオペラ歌手で、母も声楽家なので、両親に通じるものができている誇らしさも感じました」とやりがいを味わったものの、「そうしているうちにラップにハマったり、子役としてタレント業も経験させていただいていたんですが、中学1年生にして『いろいろやっているけれど、僕が一生をかけてやっていきたいものはなんなんだろう?』と先が見えなくなってしまった。中1にしてスランプです!」と混乱期があったという。
そんな時期に受けたのが、『ドラえもん』のオーディションだ。「『ドラえもん』のオーディションに参加したというだけでも、絶対にクラスの人気者になれますから!記念受験のつもりで行ったんですが、まさかの合格」と思いがけず人生の転機が訪れ、声優として歩みを進めることになった木村。ミュージカルやタレント業、ラッパーと心を動かされるものがありつつ、「その3つの道を諦めて、声優業を頑張ろうと思いました」