2021年11月8日 07:00
松本まりか、走り続けている人生に一区切りを…「ここから新たな女優人生が始まる」
演劇との出会いは「小学校の学芸会」。「学校の行事の中で一番楽しかった。その当時、それ以上に楽しいことは人生の中でないくらい楽しくて高揚しました。それが中学になって仕事になり、そこから今まで長かったですけど、一番好きなことが仕事になっていて、出会うべくして出会ったのかな」と天職のようだ。
●ブレイク後の踏ん張りがなかったら今はない
2000年にドラマ『六番目の小夜子』(NHK)で女優デビューし、ドラマや映画、舞台など幅広く出演。そして、2018年に『ホリデイラブ』であざとかわいい不倫妻を演じ、33歳にしてブレイクを果たすと、そこから勢いは止まらず。今年になってついに連ドラで主演を務める存在となった。
「この数年、特にこの1年で一気に結実した感じがしています。
『ホリデイラブ』が大きな転機でしたが、そのあと踏ん張っていなかったら今はない。なので、今まで自分がやってきたことや、自分の人生が何だったのかという答え合わせができている感じがします」
もがき続けた18年があったからこそ、『ホリデイラブ』後も頑張れたという。「18年間、歩けど歩けどずっと雲の中で、やっと少し兆しが見えたけど、そこがゴールではなかった。