2021年11月8日 07:00
松本まりか、走り続けている人生に一区切りを…「ここから新たな女優人生が始まる」
私が子供たちに何かを与えるというよりは、私自身が子供たちとつながりを持てることに喜びを感じました」。
また、子供に対する思いも「子供のピュアな心を汚したくないし、彼らの夢を応援したい。私は今に至るまで時間がかかりました。だからこそやりたいことは信じてやり続けてほしいという思いがあり、私みたいに時間をかけず早く夢をつかんでほしいと思っています」と明かし、本作に参加したことで「さらに子供に関わりたいという思いが強くなりました」と語る。
松本が演じたのは、雪の王国・シャンティアのプリンセス・シャロン。「気品や気高さがあって、強く生きようとしている反面、中身は繊細で少女の心を持っている。二面性のある役だったので、表と裏がいい形で出せればいいなと思いました」と、二面性を意識して演じたという。
シャロンとの共通点を尋ねると、「子供の頃に寂しい思いや傷ついたことがあり、それを誰にも言えなかったというのは共感するところがありました」と答え、「私は幼い頃あまり友達と遊ぶこともなく、家に一人でいることが多かったのですが、演劇と出会い、それが仕事になり、この世界にすごく救われました」と演劇の世界に感謝する。