くらし情報『シミ、シワだけじゃない! - 女性ホルモンの欠乏で起こる髪の毛の悲劇とは』

2015年11月3日 09:00

シミ、シワだけじゃない! - 女性ホルモンの欠乏で起こる髪の毛の悲劇とは

浜中医師は「女性ホルモンの分泌は20代でピークを迎え、その後確実に低下していく」と指摘。ホルモンの分泌量を高く維持し続けることはできず、「年齢平均よりも少し高い状態に保つことが大切」と主張した。

○女性ホルモン不足による「薄毛」の悩みが増加

女性ホルモンの欠乏によって起こる症状のうち、同クリニックで近年増えている患者の悩みが「薄毛」だ。浜中医師によれば、女性ホルモンの分泌と髪の毛の関係性は深く、分泌量が減ってくる30代から髪にうねりやひっかかりが出てくるようになり、40~50代にかけて、髪質の低下、白髪が目立つようになる。閉経後の60代は頭皮や髪の毛が乾燥しやすくなりトラブルが出やすいという。

同クリニックを受診したある50代の女性患者は、頭髪全体が薄くなる「びまん性脱毛症」を発症。血流をよくする薬やホルモンクリームを処方したうえで、栄養バランスを整えるためにサプリメントをとってもらい回復に至った。浜中医師は「加齢による女性ホルモンの減少に加えて、仕事が多忙を極めたことによる偏った生活習慣、過度なダイエットの影響が大きかった」と指摘。
患者の傾向として、栄養不足や生活習慣の悪化が蓄積され、症状として出てくるケースが多いとのことだった。

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