2015年11月5日 15:25
「Firefox 42」を試す - トラッキング保護含むプライベートブラウジング搭載
こうすることで、一時的にWebサイトを完全な状態で表示させることができる。図10の例では、認証局が[なし]となっている。
筆者もいくつかのWebサイトを閲覧してみたが、大きく画面が崩れるようなWebサイトをみつけることはできなかった。一方で、この例のように認証情報が完全でないことから、安全でないと判断されるような事例が少なくなかった。今後、より確実な認証情報提供が行われるようになるだろう。
次の新機能は、パスワードマネージャ関連である。まず、パスワードが設定されていないWebサイトでパスワードを入力すると、パスワードの保存の確認がでる(図12)。
ユーザー名とパスワードの保存タイミングの検出方式が改良された。
筆者の感覚では、少し早くなったという印象である。さらにバーガーボタンから[オプション]→[セキュリティ]→[保存されているパスワード]で、保存されているパスワードを表示する。ユーザー名ごとに一覧が表示される。ここで右クリックでコンテキストメニューを表示すると、パスワードのコピー以外にも、ユーザー名などの編集が可能となった。
また、図13で[インポート]をクリックすると、IEやWindows版のChromeからパスワードをいつでもインポート可能となった。