くらし情報『実家の処分、どうすればいい!? 親と"本音で話す"コツを専門家に聞いてみた!』

実家の処分、どうすればいい!? 親と"本音で話す"コツを専門家に聞いてみた!

現金が後からわかれば、それはプラスの話なのでどうにでもなる。現金が出てきて、相続税が思いのほかかかってしまうということはあるかもしれませんが。

――不動産しかない場合がもめるということですね。難しいですね。兄弟で話し合うコツはありますか。

長男がしっかりしていれば。この本を読んだり、この記事を読まれている人は、心配する火種を持っている人でしょうから、その人が中心になって話す場面をどうやってつくるかということを考えたらいいですね。――誰かが中心になって話をするということですね。


ステークホルダーは、配偶者も利害関係者なので、100%参加するのは難しいと思います。みんなが公正証書をつくってやるということはできないと思いますが、とはいえ、それぞれ配偶者の意見も持ってきて兄弟間で話をした方が、リスクは軽減されます。

――わかりました。最後に、インタビューの記事を読まれた方に、高橋さんからメッセージはありますか。

本にも書きましたが、相続のことを心配しているのは自分たちで、親とは面と向かって話しづらい。だから、こういう話をするときは、親の幸せを願うということを自分に言い聞かせないと、話がこじれてしまいます。

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