2015年12月29日 21:00
桐谷美玲は「本当にすばらしい宣伝マン」 - ワーナー宣伝担当の独占告白、映画『ヒロイン失格』大ヒットの要因
と心配してくださって。
広島のキャンペーンは今でも良い思い出です。移動の飛行機内で学生の団体がいて、それに気づいた桐谷さんが映画の告知をしようとした時があって(笑)。大騒ぎになるので、スタッフは必死で止めました。そんな姿を目の当たりにすると、周囲のスタッフも自然と刺激を受けるようになります。本当にすばらしい宣伝マンでした。
――「共に同じ方向を向いていること」は、ヒット要因の1つと言えそうですね。
そうですね。
背負っているものが違うと、番宣でもそれがなんとなく伝わるような気がします。ただ出るだけではなくて、そこで何を伝えるかも重要で。数秒しか告知できない時もありますので、何を言うかは番組ごとに話し合って決めていましたが、そこでもみなさん協力的でした。
――ちなみに祝勝会などは?
大規模ではなく、宣伝部だけなどの少数では行いました(笑)。われわれとしては、公開もして、ヒットもしてくれたのでこれ以上何も心配する必要がない状態なので、この仕事をしていていちばんうれしいときです。
――今まで担当された作品で、ヒットしていちばんうれしかったのは?
やっぱり、私の中では『ヒロイン失格』です。