くらし情報『女性に原因がある「不妊」、検査はいくらかかる? 治療法は??(前編)』

2016年1月5日 16:00

女性に原因がある「不妊」、検査はいくらかかる? 治療法は??(前編)

で行います。経膣的超音波を用いて、卵胞(卵子が入っている袋)が育って破れるのを確認します。時期は、卵胞が育ちかけているとき、排卵頃、そして排卵後の確認と、1カ月に3回は必要です。保険適応は1周期3回まで可能で、1回約2,000円です。ただし保険適応は、排卵誘発剤の処方を受けた方に限られます。また、基礎体温チェックも有効なので、できるだけつけてきてください。

2. 卵管が通っているか
次に、卵管が通っているか。水を通す「通水試験」と、造影剤を使用する「卵管造影検査」があり、後者のほうが確実です。
ただ、100%の正診率ではありません。検査時期は、月経直後~排卵前。また、注意しなければならないのは、詳細は後述しますが、卵管が通っているからといって卵子が卵管に入っているわけではないということです。通水試験もしくは卵管造影の費用は、保険適応で約4,000円です。

3. 精子が入っているか
最後に、精子が入っているかは「フーナーテスト」で調べます。フーナーテストでは、排卵頃に性交渉をした後で、できれば数時間~12時間以内に子宮頸(けい)管粘液を調べて精子の数を確認します。費用は、保険適応で数百円です。

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