くらし情報『女性に原因がある「不妊」、検査はいくらかかる? 治療法は??(前編)』

2016年1月5日 16:00

女性に原因がある「不妊」、検査はいくらかかる? 治療法は??(前編)

このほか、月経中(低温期)に行うホルモン採血、排卵後(高温期)に行うホルモン採血があります。それぞれ、卵巣が順調に卵胞を育てそうか、排卵後の黄体が機能しているかを測定します。費用は保険適応で、低温期が約2,000~3,000円、高温期が約1,000円です。

他に「AMH(抗ミューラー管ホルモン)」といって、発育する卵胞の予備力をみる検査をする場合もあります。また、「抗精子抗体」という精子を攻撃するような自己抗体をもっていないかを調べる検査もあり、自己抗体がある場合は、精子と接触しないように体外受精が適応になります。AMHと抗精子抗体は自費検査で数千円のことが多いです。

後編では具体的な治療法についてお話しします。

※すべて費用は診療機関で一度ご確認ください
※画像と本文は関係ありません

○記事監修: 船曳美也子(ふなびき・みやこ)

1983年 神戸大学文学部心理学科卒業、1991年 兵庫医科大学卒業。
産婦人科専門医、認定産業医。肥満医学会会員。医療法人オーク会勤務。不妊治療を中心に現場で多くの女性の悩みに耳を傾け、肥満による不妊と出産のリスク回避のために考案したオーク式ダイエットは一般的なダイエット法としても人気を高める。

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