くらし情報『若き起業家たちの夢とその戦略 (15) リモートワークで世界の人材不足をなくす - キャスター中川代表』

2016年1月20日 11:30

若き起業家たちの夢とその戦略 (15) リモートワークで世界の人材不足をなくす - キャスター中川代表

若き起業家たちの夢とその戦略 (15) リモートワークで世界の人材不足をなくす - キャスター中川代表
昨年末、リクルートホールディングスが、雇用形態に関わらず全従業員を対象に上限日数のないリモートワークを導入すると宣言し、話題になった。場所や時間にとらわれないこの働き方が広く普及すれば、人口減少による労働力不足を補えるだけでなく、妊娠・出産を機に職場を離れてしまう女性に勤続してもらえるなど、多様な働き方を実現できると期待を集める。

「大企業が全社でただちにリモートワークに切り替えるのは難しいでしょうが、2020年をめどに大きな変化が現れてくると見ています。昨今の人材不足の状況は、企業が耐え切れる範囲を超えており、"必ず通勤しなければならない"といったこだわりを持ち続けるわけにはいかなくなっています」

こう語るのは、IT企業を中心に50社強(2016年1月時点)が契約するオンラインアシスタントサービス「CasterBiz(キャスタービズ)」を運営するキャスターの代表取締役社長 中川祥太氏。2015年12月には、日本初のオンライン人材派遣サービス「在宅派遣」も開始した。非正規雇用の社員が増える中、彼らの受け皿となる派遣業界では登録者数が伸び悩み、ほぼ横ばいの状態だとも言われる。

「人的リソースを増やしたい企業は、何らかの手段を使って対応しようとしています。

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