2016年1月31日 09:30
家計のやり繰り、「スマホ代」が一番減らしやすいってどういう事?
そこで安田さんがおすすめするのは、固定費の中でも見直しやすい「通信料」だ。プロバイダ料や固定電話、通信プランなど、手間や費用がかからず誰でもできるので、見直しのハードルが住宅費や生命保険料より低い。
安田さん「例えば15歳から80歳まで月額料金7,000円のスマートフォンを使い続けるとすると大体580万円ほどかかります。ところが、月額3,000円に抑えられれば、生涯で312万円得なのです。手続きもほかの2つに比べると簡単なのがいい。通信費を抑えることで、家計にゆとりが出来ます」
●「週単位」で袋分けする
○「食費」「雑費」の管理は「透明な袋」で
固定費の次は、食費や雑費を見なおそう。予算を守れない人にありがちなのは、「使途不明金」が非常に多いということ。使途不明金があると、毎日のやりくり費があやふやになってしまい、家計簿をつけていても記録するのが嫌になってしまうのだそう。
そのような人に向け、安田さんが提唱しているのは「食費」「雑費」をいちいち分けないという方法だ。
安田さん「スーパーでは、お肉も買えばトイレットペーパーも買いますし、シャンプーを買ったりもします。それをいちいち家計簿に『食費は●●円』『雑費は●●円』と分けて記録していては2度手間ですし、嫌になってやらなくなってしまうもの。