くらし情報『リーマンショック、震災を乗り越えて「日本で生きる」と誓う中国人の働き方』

2016年2月16日 07:00

リーマンショック、震災を乗り越えて「日本で生きる」と誓う中国人の働き方

リーマンショック、震災を乗り越えて「日本で生きる」と誓う中国人の働き方
李星(リ・セイ)さんは中国吉林省にある朝鮮族の自治州延辺市の出身。北朝鮮に隣接することから、中国と朝鮮、双方の文化が混在する街で、中国語はもちろん、韓国語も堪能です。在日12年を過ぎ、今では日本文化にも精通しています。日本で生活する中、あらためて母国の味を日本に広めたいとキムチの輸入食品事業を1年前に起業。仕事を軌道にのせるため毎日奮闘中です。

■これまでのキャリアの経緯を教えてください。

中国の大学を卒業後、2年間小学校の教師をしていました。その頃中国では、日本への留学ブームが起こり、仲間が次々に日本に留学していたのです。
私も幼い頃から日本のマンガやアニメに親しんでいたし、中学の時も選択科目の授業で日本語を専攻していたくらいですから、留学か就職か悩んだ時期がありました。

教師をしている頃に日本の専門学校から留学生募集の情報を聞きつけました。ある程度の日本語を話すことはできましたが、さらに5カ月間集中して日本語を猛勉強。2004年に来日し、IT系プログラマー教育の専門学校で2年間学び、そのままプログラマーとして日本で就職しました。私は中国語、韓国語、日本語を話すことができたので重宝され、様々な大手企業の開発に携わることができました。

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