くらし情報『リーマンショック、震災を乗り越えて「日本で生きる」と誓う中国人の働き方』

2016年2月16日 07:00

リーマンショック、震災を乗り越えて「日本で生きる」と誓う中国人の働き方

■休みのとりかたは?

起業してまだ1年なので、カレンダー通りには休めませんし、時間があれば事務作業をしています。これは家族にはとても申し訳ないと思っていますが、妻には許してもらっています。少しでも時間のある時は子供を公園に連れて行くことですかね。もっと時間があれば、起業のノウハウを勉強したいです。

■将来の仕事や生活の展望は?

発酵食品は日本の食文化のひとつでもありますよね。キムチも発酵食品として認識されているので、日本人にも合っていると思います。仕事の一環としてだけではなく、文化継承としてのコミュニケーションツールとして、これから3~5年の間にキムチを日本に貢献できるアイテムとして盛り上げていきたい。故郷の味のキムチに誇りを持って、日本人と向き合いたいと思っています。


実は震災の時、妻は妊娠中でした。妻だけ帰すことも考えましたが、妻は「あなたが帰らないなら私も日本にいる」と言ってくれたのです。そして、無事に子供も生まれて、起業してすぐに第二子も生まれました。日本にいる人生の節目に子供を授かったので、家族を疎かにするわけにはいかないです。近場でも良いので旅行や食事に行かれる余裕があればいいですね。

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