2022年4月28日 07:00
池内博之、“縁”が繋いだアジア進出「どういうめぐり合わせがあるのか楽しみ」
これからもどういうめぐり合わせがあるのか、楽しみにしたいです。
また、『夜叉』が公開されて、いろんな方のもとに届いて、別の作品に繋がれば嬉しいです。世界のいろんな場所で作品は生まれているので、どこがどうつながるかわからないですからね。僕自身、「絶対ハリウッドに行ってやるぞ!」とも「アジアだけでやろう!」とも思っていないので、縁あってつながった作品、出会った作品に一個一個向き合って、残していくことしかできないですし、そういう仕事だと思ってます。
あとは仕事人間にならず、自分のライフスタイルを確立していくことも俳優として大事だと思うんですよ。僕でいうとYouTubeやInstagramでライフスタイルや趣味の畑とかキャンプとかを気ままにやらせてもらっていて。例えば畑づくりもそうですけど、スーパーに行けば野菜は簡単に手に入るけど、そこまでのプロセスを知ることで物の価値とかありがたみとかも感じる。自然と向き合う大事さとか感謝することとか、そういうことを意識しながら生きていくって簡単なようでなかなか難しいことですが、それがまた人生の厚みにもなるはず。
直接的に仕事に生きるかどうかはわからないけど、深み、厚みのある人間になることが役者としての成長にもつながると思います。