人がほとんどいないオフィス……でもしっかり業務中 - レノボ関連グループ4社が合同で「テレワークデイ」を実施
このほか、Skype for Businessの立ち上げを忘れる、または立ち上げが遅れて連絡がすぐに取れないケースもあったという。
「パイロット運用では、生産性については大きな問題もなく、トラブルも発生しなかった。ただし、テレワークを前提としたルールの整備や社員の意識・行動変革が必要なところもあり、今後も取り組みを進めたい」と村上氏。レノボではパイロット運用の結果をもとにガイドラインなどを整理して、4月からの正式導入を予定している。
実際のテレワーク業務に当たっては、会社支給PCからVPNで、社内サイトやチャット、メール会議システムといった社内システムにアクセスする。通信は暗号化され、不正アクセスが発生した際に追跡するため、すべてのアクセスログを取得する。
システムについて説明した皆川達哉氏によると、テレワークのシステムは、数万人のアクセスに耐えるスケーラビリティ、Quality of Service(QoS)による高い通話品質、セキュリティといった特徴を備えるという。
さて、「テレワークデイ」はこれまでのテレワーク推進の取り組みをさらに推し進めたもので、電話業務が中心となるインサイドセールス部門とコールセンターのメンバーを除く、秋葉原オフィスに勤務する正社員と派遣社員が対象となる。