人がほとんどいないオフィス……でもしっかり業務中 - レノボ関連グループ4社が合同で「テレワークデイ」を実施
今回は全社員580人のうち、84%に当たる社員がテレワークで業務を行う(対象外の部門を除くと97%の参加率)。
実際にオフィス内を見学したところ、ほとんど人がいない。「いつもは常にうまっている」という会議室も数カ所を除き、使われていなかった。それでいながら、業務自体はいつもと変わらずに行われているという不思議な感覚だった。
○身近な環境を変えることで、発想の変化につなげる
「テレワークデイ」の実施にあたり、レノボ・ジャパン 代表取締役社長 留目真伸氏は、「テレワークの推進は、"未来型企業"へ変革するための1つ」という。留目はこのところ、さまざまなイベントで"未来型企業"についてコメントしている。それは、1つの会社の中にとどまるのではなく、さまざまな企業に加えてエンドユーザーとも協力しながら、新しいビジネスやワークスタイルを「共創」していくというものだ。
NECレノボ・ジャパングループでは、あらゆるユーザーが常にコンピューティングパワーによってサポートされ、活動できるようなデジタルライフの実現を目指して「共創プロジェクト」を発足し、取り組みを進めている(「共創プロジェクト」については、レノボ・ジャパン設立10周年記念事業説明会のレポートを参照してほしい)。