2016年5月17日 12:30
武田梨奈とひたすら『ワカコ酒』について語り合う - 緊張の撮影秘話とイメージの"上書き"、スタッフ・シーズン3への思い
――劇的な変化ですね(笑)。
ええ(笑)。ある時は一升瓶をいただいたことがありました。小さい袋だったので瓶が飛び出していたんですけど、そのまま電車に乗ったらたまたま知り合いの人に会ってしまって。お昼ぐらいだったんですけど「なんで一升瓶持ち歩いてるの?」ってビックリされて(笑)。すっかりお酒のイメージです(笑)。
●原作者・新久千映の涙が意味するもの
――そうやってイメージが浸透したのも、武田さん含めた現場の熱意があったからこそ。スタッフもほとんど変わってないそうですね。
はい。監督も含め、全員がお酒大好きなんですよ(笑)。本当に呑兵衛が集まっている現場だったので、その影響でよりお酒を飲むようになったんだと思います。よく現場で、「その飲み方は違う!」と叱られました。その点でいえば、みんなが"監督"です(笑)。
――打ち上げは? 『ワカコ酒』スタッフとの飲みは格別でしょうね。
「中打ち上げ」がいっぱいありました。
――それって、飲みたいだけでは(笑)。
そうなんです(笑)。監督が2~3話ずつ入れ替わっていたんですが、そのたびに中打ち上げが開催されていました。
――最終回にかき揚げが登場しますが、「1つでも欠けたら成立しない」