2016年7月12日 12:00
武井咲&滝沢秀明の"純愛"を通して伝えたい「人を愛するとはどういうことか」-『せいせいするほど、愛してる』伊與田P(前編)
――「人を愛するとはどういうことか」ということが伊與田さんが今回伝えたいことですか?
そうですね、まさに。あとは、連ドラで初めて今回、ティファニーやジミー チュウといったハイジュエリーとコラボしたのも楽しみの一つだと思います。
――このドラマが成功する鍵はどこだと思いますか?
難しいですね。答えはわかりませんが、とりあえずやれることはやる。マーケティングもしながらやるし、かといってマーケティング通りにやったらつまんなくなっちゃうから、そこにどうやって毒…引っかかりを作るかということを考えるけど、最後はやはり、画面を通したドラマが生き生きしているかどうか。もっと言うと、この時代をうまく切れていうかどうかだと思います。
例えば、『東京ラブストーリー』を今見ても面白い。『男女7人夏物語』を今見ても面白い。
着ている服は20年前の服だし、しゃべっているセリフは25年前のセリフだったりするし、明石家さんまさんがとんでもなく若くてびっくりしたり、いろいろあるんですけど、やっぱり面白いし古いと思えない。それは、ちゃんと時代を切って、缶詰としてギュッと詰まっているから、僕らがその時代に一瞬のうちに入り込めると思うんです。