『全力!脱力タイムズ』キャスター・アリタが"本当に"休憩中(1) - 犯罪心理学者・出口保行先生が断定「この番組はテレビ界の"組織犯罪"」
アリタ:出口先生には他にも、ラーメン屋や焼肉屋で食レポもしていただきましたし、漁船にも乗っていただきました。こういう人生になると思いましたか?
出口:全く思ってなかったです。57年生きてきて、まさか漁船に8時間乗るなんて夢にも思いませんでした。これもリスク・テイキング。こんな研究者を漁船に乗せようなんていう発想が、どこから出てくるんだろうとまじめに思いますね。それにアリタさんの進行も見事だと思います。社会心理学で「ウェルビーイング」というんですが、番組の中でちょっと萎えてしまうようなことがあっても、アリタさんがその状況から"上げる"方向に持って行ってくれるから、スタジオの全員が萎えてしまうことがないんです。本当にきちんとできている報道番組ですね。
ラリータD:本番中は思わぬハプニングで笑ってしまうようなこともあるかと思いますが、どうやって我慢されているんですか?
出口:根性ですね。私はずっと刑務所や少年鑑別所に勤務しておりまして、笑顔を見せない仕事をずっとしてきたんですよ。だけど、なかなか堪えるのが難しくて、本当に太ももをつねってないといけないときもあります。報道番組なのに、不思議ですね。