夏ドラマ19作を総括! ベスト作品&俳優は? - 今年も"ポスト半沢"どころか"ポスト昼顔も"見つからず…
採点:【脚本☆☆演出☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】
○『仰げば尊し』日曜21時~TBS系
出演者:寺尾聰、多部未華子、石坂浩二ほか
寸評:不良生徒や暴力、先生の病気、家庭問題など、1980年代の学園ドラマを思わせる脚本だが、それが若者には新鮮で、大人にはノスタルジー。クライマックスに向けて加速度的に魅力が増していった。大物候補の若手俳優をそろえただけに、成長ドキュメンタリーとしては物足りない。
採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆☆総合☆☆☆】
○『HOPE~期待ゼロの新入社員~』日曜21時~フジテレビ系
出演者:中島裕翔、遠藤憲一、山本美月、瀬戸康史ほか
寸評:社内の多様な人間関係をうまく交通整理し、新入社員たちにクローズアップ。主人公に共感し、応援するだけでなく、上司や先輩の目線から見守ることもできる汎用性の高い作品となった。ビジネス作はリアリティを追求すると、今どきの視聴者は息苦しさを感じるだけにほどよい塩梅。
採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆総合☆☆☆】
○『そして、誰もいなくなった』日曜22時30分~日本テレビ系
出演者:出演者:藤原竜也、玉山鉄二、二階堂ふみ
寸評:映画『カイジ』『インシテミル』の藤原竜也ふたたび。