くらし情報『夏ドラマ19作を総括! ベスト作品&俳優は? - 今年も"ポスト半沢"どころか"ポスト昼顔も"見つからず…』

夏ドラマ19作を総括! ベスト作品&俳優は? - 今年も"ポスト半沢"どころか"ポスト昼顔も"見つからず…

不倫と純愛の行方は最終回でハッピーエンドを迎えたが、やはり本筋から離れるシーンが多すぎて共感度は高まらず。ともあれ制作サイドの実験的な要素も濃く、成果もあった。
採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆視聴率☆総合☆】

○『刑事7人』水曜21時~テレビ朝日系

出演者:東山紀之、高嶋政宏、北大路欣也ほか
寸評:シリーズ2で事件と解決の質がアップ。刑事ドラマに慣れた同枠の視聴者に向けて作り込もうという姿勢がうかがえた。ただ、主人公のキャラも、作品のトーンも明らかに変わったため、戸惑った人がいたのは事実。何より「刑事7人」と言いながら、なかなかそろわない展開は消化不良だった。
採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆☆総合☆】

○『家売るオンナ』水曜22時~日本テレビ系

出演者:北川景子、千葉雄大、仲村トオルほか
寸評:ヒロインの破天荒な言動でサクッと1話完結。継続視聴の難しい今夏にフィットするコンセプトは、プロデューサーのファインプレーだろう。
変人の描写も、家の販売と問題解決も、かなりの薄味だったが、それも狙いか。最終回でヒロインのキャラが人情派になるなど、思い切りブレたのが残念。
採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆視聴率☆☆☆総合☆☆】

○『死幣―DEATH CASH―』水曜24時10分~TBS系

出演者:松井珠理奈、戸次重幸、清原果耶ほか
寸評:アイドル主演のホラーというありがちな作品と思いきや、「今後ドラマ界を担う有望株を毎週1人ずつ殺していく」

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