2022年12月25日 07:00
吉岡里帆「30代は攻めの姿勢で」『ガンニバル』で味わった充実感と今後の展望語る
有希の心の動きは、『ましろがいるから踏ん張ろう』ということの連続。“家族を想う気持ちだけでそこに立っている”という感覚は、本作で初めて味わった感覚です」と語る。
撮影現場では、ましろ役の志水心音と「コミュニケーションを取ることを最優先にしていました」という。
「ましろは言葉を話せず、暗い表情をしている女の子。演じる心音ちゃんも、とても大変だろうなと思いました。心音ちゃんがのびのびできて、お芝居に集中できる環境を作れたらいいなと願いつつ、何よりも『現場に来たら楽しいことがある』と感じてもらえたらうれしいなと思って。子ども向けのおもちゃをリサーチして現場に持って行ったり、心音ちゃんが『スライムが好き』だというので、柳楽さんも巻き込んで一緒にスライム作りをしたりしていました。その日は、ものすごく楽しかったです!」と語りつつ、「私自身も、心音ちゃんとの時間にものすごく癒やされていました」と楽しそうに微笑む。
●攻めの30代に「挑戦を忘れずにこれからも歩んでいきたい」
映画、ドラマ、舞台などぐんぐん活躍の場を広げ、本作では「すべてのキャストに対して、これまでのその人ならば『そんなことはしない、そんな口調は使わない』と感じるようなことにトライさせてくれる監督」