くらし情報『吉岡里帆「30代は攻めの姿勢で」『ガンニバル』で味わった充実感と今後の展望語る』

2022年12月25日 07:00

吉岡里帆「30代は攻めの姿勢で」『ガンニバル』で味わった充実感と今後の展望語る

と片山監督の手腕に惚れ惚れ。「霧が立ち込める山の中、村人たちが白装束を着てお葬式に向かっていくシーンなどは『ミッドサマー』(アリ・アスター監督による大ヒットホラー)のような雰囲気も感じて。本作は“ヴィレッジ・サイコスリラー”というジャンルですが、閉ざされた村の恐ろしさを描くことには、日本的な一面としての面白さ、そして海外の方にも共鳴していただけるような感覚があるなと思っています。すごく面白く観てもらえるような気がする」と海外に向けても反応を期待していた。

○■母親役を熱演“娘”志水心音との時間が癒やしに

吉岡が演じた有希は、恐怖に巻き込まれながらも、夫と娘を必死に支えようとする女性だ。「有希は、力強くて明るいけれど、子育てに対して孤独感を抱えている女性でもあります」と役柄を分析した吉岡。

有希の娘・ましろには、ある事件をきっかけに話すことができなくなり、笑うこともなくなってしまったという背景もある。「自分の子どもが、突然話せなくなってしまったなんて、母親としてもその不安はいかばかりだろうと。
演じる上では、その感情を一番大切にしていました」と母としての想いを注ぎ込み、「キャラクターとしてはずっと無力感を覚えるような役柄でした。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.