くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (19) 東出昌大を救った"陰の恩人"がいた! 愛されキャラの意外な桐島デビュー秘話』

2016年11月9日 12:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (19) 東出昌大を救った"陰の恩人"がいた! 愛されキャラの意外な桐島デビュー秘話

だから「恩師」というなら枝見Pじゃないですかね(笑)。そこからオーディションを重ねていくわけですが、僕の中でなかなかゴーサインを出せませんでした。都合6回くらい東出くんを呼んでいるはずです。ただし、東出くん以外にもイイと思える人間もいなかったのも事実で、悩みましたね。

もうスケジュール的に決定しなければならない段階のオーディションが終わったところで、吉田大八監督が「佐藤さん、宏樹役は東出昌大しかいないでしょう。僕は彼と心中してもいいと思ってます」と覚悟の発言をされました。監督にそこまで言われたら、僕もノーとは言えません。その場で東出くんに決定の連絡を入れました。
まあ、吉田監督はこの「心中発言」について、いつも「僕はそんなこと言ってません」と否定するんですけどね(笑)。

○勝負作を任せる意味

――先程、今回の起用のエピソードでもありましたが、舞台をご覧になって即決したと(連載第13回より)。今回は迷わなかったんですね。

はい。東出くんが数々の経験を積んで、大きく飛躍しているのを感じましたし、何より今回の映画の役柄が彼にバッチリとはまっていたからです。松ケンもLという、松ケンにしか出来ない「役」

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