2017年5月3日 10:00
黒木メイサの"目ヂカラ"受け継ぐ、18歳・山下聖菜の転機 - 桐谷美玲の現場見学で「衝撃」
私の気持ちをすごく尊重してくれて、だからやると決めた時も、「よかった」とかそういう感じではなくて、「うん、わかった」と自然な感じで受け止めてくれて、すごく安心したというか。「まずはやってみよう」と前向きな気持ちになることができました。
――初舞台はもちろん招待したんですよね?
はい。泣いてました(笑)。作品もすごく感動するものだったので、そのせいもあると思うんですけど。楽屋に来ても泣いてました。
――舞台上からどの席に座っているのか分かるものなんですか?
すぐに分かります。あまり見ないようにしていました。
――親のうれし涙はなかなか見られないものだと思います。どんな気持ちでしたか。
「やる」と決める時もそうだったんですけど……親孝行できることって、なかなかないんじゃないかと。ここまで育ててもらって、親孝行したいという気持ちがあったので、この仕事を頑張りたいと思えたんです。だからこそ、その素の涙を見た時に……自分はまだまだだと思いますけど、熱いものがちゃんと届いたんだと思って、すごくうれしかったです。
――故郷を離れることは大変なことだと思いますが、そういう涙を見たからこそ踏ん張れる。