くらし情報『映画業界の"端っこ"から見えるもの「やばい」「人が減っている」 - ヤング ポール氏、TCP受賞作への思い』

映画業界の"端っこ"から見えるもの「やばい」「人が減っている」 - ヤング ポール氏、TCP受賞作への思い

は世間的にも非常に関心が高くなっているテーマです。業界を好転させるためには、何が必要だと思いますか?

僕はまだまだ端っこの人間なので、そこまで言う資格はないと思いますが……。先ほども言いましたが、職業選択の1つとして、映画好きじゃない人も入って来られるような業界になればいいなと思います。それから、「お金儲けのため」「一攫千金のため」という人がいてもいいのかなと。

――TSUTAYAの増田宗昭社長も「映画成金がいない」とおっしゃっていました。

そうですね。この業界は情熱とやりがいで支えられていて……それだけでは不健全ですし、やっぱりいつかは擦り切れていくもの。働いている人もつらくなるんじゃないかなと思います。


――貴重なご意見、ありがとうございました。なぜこのタイミングで応募しようと思ったんですか?
「自分のやりたいこと」と向き合って、いろいろな結果を経て、最終的に本当に実現化するプロセスは本当に夢があることだと感じました。商業映画を撮ったことはないんですが、それでも映画を成立させることは本当に大変で。名のある監督でも企画がなくなることはザラにある映画業界で、こういうお祭りムードの中で実現させるのは本当に夢があることだと感じたからです。

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