くらし情報『映画業界の"端っこ"から見えるもの「やばい」「人が減っている」 - ヤング ポール氏、TCP受賞作への思い』

映画業界の"端っこ"から見えるもの「やばい」「人が減っている」 - ヤング ポール氏、TCP受賞作への思い

――受賞時、「ホッとしていると同時に責任を感じる」とおっしゃっていましたね。

本当にうれしいんですけど、そこで終わりじゃない。結局、無意味になってしまいます

TCPは業界の人に興味を持ってもらえるきっかけかもしれないですが、結局は参加する人が知っているもの。一般の方々に届くのは、映画が完成してからなんですよね。コンペで「やったー!」というパッションがあろうが、なかろうが、観客には関係ない。やっぱり最終的には「面白い作品を作る」というところでしか接点はないと思っています。うれしかった反面、自戒の念を込めて。

――これからオファーが増えそうですね。


これは声を大にして言いたい。しっかり書いてください。

暇なので連絡ください!

どんな題材でも驚きのある作品にしたいと思っていて、観客の中でいい意味でトラウマになればと。そういう作品を作れるように頑張ります。

■プロフィール
ヤング ポール
1985年4月10日生まれ。栃木県益子町出身。アメリカ人の父、日本人の母を持つ。日本大学・芸術学部映画学科映像コース卒業。
東京芸術大学大学院・映像研究科映画専攻監督領域修了。東京芸術大学大学院修了制作『真夜中の羊』がフランクフルト映画祭、ハンブルグ映画祭で上映され、その後イギリスのレインダンス国際映画祭が選定する「今注目すべき7人の日本人インデペンデント映画監督」

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