2017年5月12日 19:00
クリス・プラット語る、マーベル異色のヒーロー"スター・ロード"創造秘話
――自分なりスター・ロード像とは、改めて言葉で説明すると、どういう感じですか?
命に限りがあるアウトローさ。もろさも持っていて、自分でいることにすごく居心地がいい。前回のピーターはまだまだ成長段階にあって、その変化は今回も続いているけれども、ちょっと荒くれ者的な性質も残っているわけだ。それは僕が1980年代に観て育った俳優たちのイメージでもあるし、きっとピーター自身もあこがれていると思う。似ているのではなく、同じ時代で同じ人にあこがれたことが僕と彼の共通点だね。もしも僕が9歳の時に宇宙人にさらわれていたら、きっと僕もピーターのようになっていたと思うんだよね。
――そういうキャラクターを作る上で、ジェームズ・ガン監督と話し合いをすることもありましたか?
キャラクターについても映画についても監督とは密にコラボレーションをしていて、特に前回、難しいことや大変なことを経験しているだけに、今回は始めてすぐにパッと入れた。すぐに走り始めて、すごくいい感じだったよ。
必要なことはわかっていたから、もっと素晴らしいものを作っていくことが自然に始まったよ。もちろん脚本の上で、これはピーターとは違うような気がすることがあった場合は直す作業をしたけれども、基本的には素晴らしかったので、なるべくそれに準じていたよ。