2023年7月5日 07:00
ジョイマン、“一発屋”受け入れ自虐も武器に「プライドはいらない」 “サイン会0人事件”が転機に
2008年がピークであのときの月収を超えることなんてないだろうなと、このまま低空飛行でやっていくと思っていたので驚いています。
池谷和志:10周年ときはまだどん底で苦しい状態でしたが、そういった時期を経たから今があるというのがすごくわかる20年で、第1章のジョイマンが終わる一区切りだなと。サイン会ツアーをやったらきっと脱力感が出て、次どうしようと思うだろうなというくらい夢が叶ったので、サイン会ツアーは大きいと思います。
――これが再ブレイクにつながったなと感じていることは?
高木:ツイッターで「ここにいるよ」と続けてきた活動が実を結んだのかなと。「ジョイマン消えた」「ジョイマンどこ行った?」とジョイマンを見失っている一人ひとりに「ここにいるよ」と教えてあげたら見失っている人がいなくなると思ってずっと続けてきましたが、やっと最近「ジョイマンここにいるな」となってきたと思います。
――「ここにいるよ」と本人から言われたらうれしいですよね。
高木:最初は怒っている人もいたんです。急に本人が「ここにいるよ」と言ってきて怖かったみたいで。
「本当に探していたわけじゃねーよ」と言われることもありましたが、徐々にネタっぽくなってきて、みんな喜んでくれるようになりました。