2023年7月5日 07:00
ジョイマン、“一発屋”受け入れ自虐も武器に「プライドはいらない」 “サイン会0人事件”が転機に
急には調子が乗れないんです。
――再ブレイクした一発屋芸人の方たちは皆さん、続ける大切さをおっしゃいますが、ジョイマンさんも「なななな~」のラップネタから離れようと思ったことはなかったですか?
高木:普通の漫才やコントをやった時期もありましたが、結局元のネタに戻ってきましたね。僕ら自身もこれが一番面白いと思っているので。
池谷:2人に一番合うネタがこれで、見つけるのが早かったということだと思います。
――最初のブレイクのときは、ずっとやっていて飽きてしまったそうですね。
池谷:2人とも飽きていました。たぶん浮かれていたんでしょうね。ウケるし、かっこつけたいし、斜に構えて「飽きているけどな」という感じでやってしまっていました。
それがよくなかったなと。
高木:そのスタンスがかっこいいと思ってしまっていて。「これやればいいんでしょ」と思っているのが伝わって、ウケなくなっていったのかなと。
池谷:今は飽きてないです。毎回何かしら違うので、楽しくやっています。クールポコ。の小野さんの「やっちまったな!」の顔ってずっと面白いんです。何回見ても笑えるんです。
その姿を見て、本人が飽きずにやり切る大切さを再確認しました。