"新生スパイダーマン"トム・ホランド、父親から受け継いだコメディセンスに感謝
彼からは、どんなに有名になっても、どんなにお金を稼いでも、自分自身であり続けることが大事だということを学んだよ。
彼は必ず撮影の10分前には現場に入っているし、全員に「こんにちは」と挨拶をしてくれるし、ものすごく一生懸命仕事をする人だ。クレイジーな業界のなかで、クレイジーでないままでいられる人を見られたことは非常に新鮮だった。彼と一緒に仕事ができてとても楽しかったし、これからもまたご一緒できることが非常にうれしいよ。
――世界的に脚光を浴びたいま、以前と変わらない自分を保つためにどんなことをしていますか?
なるべく友達と会ったり、一緒に行動したりすることかな。僕がちょっと嫌なヤツになってくると、友達が一番最初に「なんだよ、お前」と注意してくれると思うから。また、親からもいつも自分らしくいるようにとしつけられてきたよ。
僕は自分自身について悪いヤツだとは思っていないから、なるべくフレンドリーでいるように心がけているし、今のこういう経験を楽しむことも大事だと思っている。
今ここにいられること自体、とても恵まれていることだから。
――今回、大好きなスパイダーマンを演じて、どんなメッセージを伝えたいと思いましたか?
僕は今回、特に若い人たちに向けて、学校生活に関してのすごく大切なメッセージを伝えなければいけないという責任感を感じていた。