2014年5月2日 07:00
「水木しげる漫画大全集」復刊プロジェクトを支えるPhotoshop CCの機能を紹介 - クリエイターが語るCreative Cloudと価値ある機能 (1) 「水木しげる漫画大全集」制作の裏側を公開
グラフィックデザイナーの坂野公一氏による講演「クリエイターが語る、Creative Cloudと価値ある機能」が、六本木アカデミーヒルズ 49F タワーホールにて行われた。この講演は、アドビ システムズが「Adobe Creative Cloud」の導入を検討するユーザー向けに行った「Create Now Design Tour Special CS vs CC 徹底比較セミナー・特別編」の一環。実務の現場での活用例が学べるとあり、会場には多くのユーザーが集まった。
○ブックデザイナーとアドビ製品は"長いつきあい"
坂野氏は、綾辻行人、辻村深月、道尾秀介などのミステリー小説を中心に、1,000冊以上の装丁を手がけてきたブックデザイナー。普段から「Adobe Illustrator」や「Adobe Photoshop」を扱うユーザーであり、京極夏彦氏監修の「水木しげる漫画大全集」の復刊プロジェクトでは「Photoshop CC」を中心に活用しているという。講演の冒頭で、坂野氏は「カバーや帯など外側だけをデザインする場合もあれば、内側のページレイアウトまで行う場合もあります。レイアウトはInDesignですが、デザイン作業はIllustratorとPhotoshopを使うので、アドビさんとのおつきあいは長いです」