くらし情報『「水木しげる漫画大全集」復刊プロジェクトを支えるPhotoshop CCの機能を紹介 - クリエイターが語るCreative Cloudと価値ある機能 (1) 「水木しげる漫画大全集」制作の裏側を公開』

2014年5月2日 07:00

「水木しげる漫画大全集」復刊プロジェクトを支えるPhotoshop CCの機能を紹介 - クリエイターが語るCreative Cloudと価値ある機能 (1) 「水木しげる漫画大全集」制作の裏側を公開

と、自らのユーザー歴を語った。

○「塗り・版ズレ」を原画に近づける作業現場

最初に、「水木しげる漫画大全集」における、原稿の修復作業の概要を解説した。1冊平均400ページ強という分量のため、修復作業は京極氏や坂野氏ほかスタッフ数人が分担して行っている。おもな作業は、主線のかすれや色ベタを復元する塗り作業と、原稿の汚れ除去。「できるだけ初出本のよい状態に戻す」ことを基準に、版ズレの調整やレイアウトの再現、コマの復元など忠実な再現を目指している。色ベタの塗りは、書籍の色アミ点から抽出して作成した専用カラーチャートを用い、モノクロページも含めて2色刷の状態に戻していくのだという。

また、カバーデザインのボツ案や背表紙案、編集会議中の光景など制作現場のエピソードも公開。めったに見ることのできない貴重な画像や内容に、参加者たちは熱心に耳を傾けていた。


●Photoshop CCの機能を活用した修正方法
○Photoshop CCを活用した印刷物用のデータづくり

坂野氏は、1コマずつマウスで塗っているという京極氏の「手仕事と水木愛」に満ちた修復作業を紹介したのち、自らのPhotoshop CCを活用した作業の解説へ。

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